紙芝居 |
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□ 題 名 | かわうそときつね | |||||||
□ 作 | 堀尾 青史 | ||||||||
□ 画 | 松島 わき子 | ||||||||
□ 解 説 | 松本 新八郎 | ||||||||
□ 発 行 | 童心社 / 1969年 | ||||||||
□ サイズ | 26.5 x 38.2cm・12場面 | ||||||||
この紙芝居は、日本の昔話を題材にしていますが、解説には、 「このお話は“しっぽの釣”と呼ばれ、北欧からシベリア、日本にかけて多く、南米のインディアンにまでひろがっています」 と書かれています。 このような文章を読むと、ワクワクしてきます。 昔話というと、それぞれの土地の中で語り継がれてきた話というイメージがあります。 けれども中には、風のように他所からやってきて、いつのまにか根付いて、風のように他の土地に伝わっていく話も数多くあるのです。 各地に話が広がるために、どのくらいの時間がかかっているのでしょうか? 話は、どのようにして海を渡っていったのでしょうか? こんなことを想像するだけで、楽しくなってきますね。 もちろん紙芝居の内容も、とても楽しいものです。 ずるがしこいキツネと、正直者のカワウソの話です。 最後にキツネは、しっぺ返しを食らうことになります。 さんざんキツネに嘘をつかれていたカワウソが、キツネに言うのです。 「魚を獲るためには川に尻尾をつけておけばいい」 季節は……寒い寒い冬のことでした……
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題名:かわうそときつね |
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