絵 本 |
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□ 題 名 | はじめてのおつかい | ||||||||
□ 作 | 筒井 頼子 | ||||||||
□ 絵 | 林 明子 | ||||||||
□ 発 行 | 福音館書店 / 1977年4月 「こどものとも」 1976年3月発行 |
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□ サイズ | 20 x 27cm・32ページ | ||||||||
あまりにもズルすぎます。 こんな絵が、表紙になっていたら買っちゃいます。CDを選んでいる時に、内容はともかく、ジャケットだけに惹かれて思わず買ってしまう「ジャケ買い」と同じ、「カバー買い」です。 でも、もちろん絵本の内容も裏切りません。日常のなんでもない所に、すごい感動があったんだということを教えてくれます。 おそらくテレビ番組「はじめてのおつかい」は、この絵本が企画の基になっているのでしょうから、番組を知っている人なら何も説明しなくても、すてきな絵本だということが分かると思います。 五歳の女の子のみいちゃんが、はじめてのおつかいで牛乳を買いに行くという話です。 私は、絵本を読み進めながら「おばちゃん、いいかげんにしろよ!」と、心をざわつかせた場面があります。表紙に描かれたみいちゃんに惹きつけられて、いつのまにか、みいちゃんの保護者になってしまっていたようです。 最後に、裏表紙を見ると、一緒に牛乳を飲みたくなりますよ。 |
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はじめてのおつかい/名作絵本 |
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