絵本 |
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□ 題名 | 青いかいじゅうと赤いかいじゅう | ||||||||
□ 作 | デイビッド マッキー | ||||||||
□ 文 | 北沢 杏子 | ||||||||
□ 発行 | アーニ出版 / 1989年11月 | ||||||||
□ サイズ | 25 x 22cm・32ページ | ||||||||
青いかいじゅうと赤いかいじゅうの間には、けっして登ることができないような 高い高い山があったのでした…… 「男と女の 間には 深くて暗い 川がある……」 野坂昭如さんや加藤登紀子さんが歌っている「黒の舟歌」の出だしです。 あ〜〜〜 実感! この歌を長谷川きよしさんの歌唱で聞いていた思春期ころの私は…… そんなはずはない! 人と人が愛し合ったら分かり合えないはずはない! と、思っていたのでした。 あ〜 そんな頃が、いとおしい〜〜〜 何の疑いもなく、全てを分かり合えると信じていたから、馬鹿みたいに真っ直ぐに突き進んで好きになることができたのだと思うのです。 けれども「深くて暗い川」があることを知った時…… つらいよな〜 たくさん傷ついちゃうもんな〜 体の中の内臓が全部なくなっちゃったような気がする時だってあるもんな〜 でも、でもなんです…… 「誰も渡れぬ 川なれど エンヤコラ 今夜も 舟を出す」 そして、最後5番目の歌詞には、 「それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ 今夜も 舟を出す」 そうです! そうです! あきらめちゃったら、それで終わりなのです。 「誰も渡れぬ川」だと分かっていながら、それでもやっぱり…… 「Row and Row Row and Row」(*Row:船をこぐ) これって、とっともつらいことだけど、止めるわけにはいかない.。 止めちゃいけないこと。 だって愛することは、平和の基になるものだから!。 忌野清志郎さんだって叫んでいます。 「愛し合ってるかーーーい!」 きっと清志郎は、私たちの頭上で、 今でも……今だからこそ、 平和を願って叫んでいるはずです。 「愛し合ってるかーーーい!」 ……………………………………………………………………… ◇「黒の舟唄
」長谷川きよし <YouTube>
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題名:青いかいじゅうと赤いかいじゅう |
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