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絵本

 題名 ねすごしたサンタクロース
  垣内 磯子
  宇野 亜喜良
 発行 小学館 / 2001年12月
 サイズ 25.8 x 21.6cm・32ページ
 もしかしたら……
 子どもたちには、あまり評判がよくない絵本かもしれない。

 物語は、表題通りに寝過ごしたサンタクロースが、すったもんだの後、どうにか子どもたちにプレゼントを届け終えるというもの。

 しかし届けられたプレゼントは、おもちゃなどの品物ではなく……

 「夢」

 眠っている時に見る「夢」
 なりたいものになれる「夢」……

 バレリーナ、宇宙飛行士、消防士、サッカー選手……

 この絵本を小学1年生に読んだ時、予想はしていたのだけれども、「夢をもらっても、うれしくない」「やっぱり、おもちゃやゲームがいい」という子がほとんどだった。

 しかし、見返しに書かれた歌詞を見てもらいたい……

 今、誰でもが夢を持っているのだろうか?
 「夢は何か?」と問われて、誰でもが、すぐに答えることができるのだろうか!?

 幼いころは、あれが欲しいとか何々になりたいとか、すぐに言えたはずだ。
 ところが、いつのまにやら夢を見ることが簡単ではなくなってくる。

 ここで心配になったのは、大人のことではなく、今は子どもでも夢を見ることが簡単ではなくなっているのかもしれないということだ。
 小学生の子どもたちに聞いてみたら、すでに、なかなか答えられない子どもたちがけっこういたからだ。

 「夢」を見るということは「夢」を実現させるための種になる。
 夢を見ることができなければ、夢に向かって歩き出すことは出来ない。

 だから……
 「夢を見る力」「夢を見続ける力」というものが必要になる。

 これは、なかなかすごい力だ。
 過去を思い浮かべてみればいい。

 きっとその道端には、捨て去ってしまった「夢」の残骸が、いくつも転がっているにちがいない。

 絵本に登場するサンタクロースと魔法使いの叫び……

 「おーい、ゆめが かなうように がんばれよー!」

 なんともストレートなメッセージだ。
 けれども、気持ちが込められたストレートは、体をゆすり胸を打つ!

 だから私は、夢を見させてくれたサンタクロースと魔法使に、心からの感謝を送りたいと思っている。

題名:ねすごしたサンタクロース

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