「あくびをかみころす」と言います。
でも、出かかったあくびは、歯を食いしばろうが、息を止めようが、ほっぺたをつねろうが、出るものは出ます。
なんとか大きな口を開けなかったとしても、あくびは口の隙間を見つけて漏れてきます。
それに、鼻の頭が赤くなったり、目尻に涙が浮かんだりしてしまいます。
もし、あくびをしないようにするならば、出そうになる前に、深呼吸などで頭と体の中をすっきりさせるしかありません。
それでも、出てしまうときは出ますけれどもね。
ここまでは、余談です。
そんなあくびが、タイトル通りに、どんな時にでるのか物語の中で紹介しているのが、この紙芝居です。
子どもたちは、「うんち」を始めとして生理的なことが大好きです。
そこで、この紙芝居を演じてみようと思いました。
それで練習を始めたのですが、おもしろいことが起こりました。
紙芝居のあくびの所で、ほんとうのあくびをしてしまうのです。
「これは、おもしろい」と思いました。
そして、もしかしたら聞いている人たちの中にも、あくびをする人がいるかもしれないと思いました。
今まで2度演じましたが、緊張しているせいか、読んでいる時にあくびをすることはありませんでした。
でも聞いている人は、何人かあくびをしていましたよ。
一度は、「あくびをした方が負けだよ」と言って読み始めたのに、あくびをしていた子もいました。「してない! してない!」と言っていましたけどね。
ぜひ、試してみてください。
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