絵本 |
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□ 題 名 | あくび | ||||||||
□ 文 | 中川 ひろたか | ||||||||
□ 絵 | 飯野 和好 | ||||||||
□ 発 行 | 文渓堂 / 1999年10月 | ||||||||
□ サイズ | 26.3 x 21.3cm ・ 32ページ | ||||||||
表紙の迫力がすごい! あくびは、うつるといいます。 同じ空間にいて同じ空気をすっている人たちならば、同じ時間帯にあくびをしてもおかしくはないような気もします。 でも、この絵本では、アフリカらしきところにいるカバが、最初にあくびをします。 そしてそのあくびが、次々にうつっていって、日本らしき所に住んでいる日本人らしき男の子にまでつながっていくのです。 うそみたいな話ですが、同じ地球の上にいて同じ地球の空気を吸っているのですから不思議はないのかもしれません。 アフリカ人らしき人も日本人らしき人も野生の動物たちも、あくびをしている顔は、同じように大きな口を開けて緊張感がなくて間の抜けた幸せそうな顔をしています。 でも、この絵本の中で、そんなあくびをしているのは、地球上の生き物だけではありません。 扉(本文最初のページ)のページでも最後のページでも同じような顔を見ることができます。 最後のページのあくびは、きっと裏表紙にうつったんだろうな〜! |
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題名:あくび |
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