絵本 |
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□ 題名 | はるのやまはザワザワ | ||||||||
□ 作 | 村上 康成 | ||||||||
□ 発行 | 徳間書店 / 2001年1月 | ||||||||
□ サイズ | 30 x 21.5cm・24ページ | ||||||||
春のイメージは、のんびりだ。 あったかくて…… 厳しい寒さを、やっと通り越して、 やわらかな日差しの中で、一息ついている感じ。 だから…… タイトルの「ザワザワ」は、のんびりとしてしまう。 でも、この「ザワザワ」は…… 生き物たちの、息遣い、うごめき、躍動が集まったものだ。 山を裾野から眺めているだけでは分からない。 山の中に分け入って、 自然の中に身を浸した者だけが、感じることができる「音」。 ザワザワ、ザワザワ…… 読み進めるにつれて軽快になってくる「ザワザワ」。 はじけたり、疾走したり、飛び上がったり、転がったり…… あー、生きてる、生きてる! でもね…… 私たちは、そんな生き物たちの邪魔をしちゃいけないんだ。 自然と交じり合ったあとは…… 静かに、静かに、山を下りよう! そして最後は、かけがえのない自然に感謝を込めて、 ザワザワ、ザワザワ……
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題名:はるのやまはザワザワ |
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