絵本 |
|||||||||
□ 題名 | いわしくん | ||||||||
□ 作 | 菅原 たくや | ||||||||
□ 発行 | 文化出版局 / 1993年11月 | ||||||||
□ サイズ | 25.7 x 18.2cm・24ページ | ||||||||
1ページ内に、20文字以上の文章は書かれていません。 簡潔です。でも、充実の24ページなのです。 絵本を閉じてから、じわじわと感動が体にしみわたります。 海で泳いでいた「いわしくん」が、捕まって、港に運ばれて、店で売られてしまいます…… さて、これから先は、どうなってしまうのか? 「いわしくん」の一人称で書かれた文章です。 タイトルには、「くん」が付いています。 そのためもあって、食物としての「いわし」ではなくて、生き物としての「いわし」を感じます。 そしていつの間にか、なんだかとても、うれしくなって元気が出てくるのです。 ―――――――――――――――――――・―――・―・ 児童館で、よみっこした絵本です。 飾りのない言葉ばかりなのですが、口に馴染みやすい文章なので、うたい上げたくなってきます。 でも、自分だけ気持ちよくなってはいけませんから、抑えて抑えて、一つずつの言葉を大切に大切に読むように努めました。 一人で声に出して読む時は、どんなにうたい上げても、歌舞伎調でも、オペラ調でも、ミュージカル調でも、勝手に何でもやっていいですけどね。 関係のない話になってしまいますが、一人で大きな声を出して、思う存分好き勝手に本を読んでみると、いいストレス解消になりますよ! |
|||||||||
題名:いわしくん |
Copyright © 2002 [chaury] All rights reserved.