絵本 |
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□ 題名 | キスの時間 | ||||||||
□ 作 | アントワーヌ・ギロペ | ||||||||
□ 訳 | 落合 恵子 | ||||||||
□ 発行 | クレヨンハウス / 2010年12月 | ||||||||
□ サイズ | 27 x 24cm・25ページ | ||||||||
えっ! キスの時間……? そ、そんな時間……決まっていません! ……なんてこと言ったり、 いやいや、もう……めんどくさいですから…… ……なんてこと言ったりしちゃダメです。 いつでもですよ、いつでも! 顔を合わせればね。 もう、すっごく濃いやつです! ……なんてことは……どうなんだろう!? とにかく「キスの時間」は、さまざまな動物たちのキスが描かれた、とても、とても「さわやかな」絵本なのです。 触れ合うことは、コミュニケーションです。 だから「キス」だって、コミュニケーションです。 分かりあうための、心を通い合わせるための、 「やさしいキス」を…… たくさん、たくさん、しちゃいましょう! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 児童館で「よみっこ」をする。 小学生になると「キス」という言葉は、いろいろな意味で盛り上がるようだ。 この日は、本文に何度も登場する「キス」を「チュ」に置き換えて読む。 そうすれば私が読んでも、絵本本来のさわやかな雰囲気がどうにか漂う。 濃厚な雰囲気を漂わせるのは、小学生にはまだ早い! ……というような おはなし会をやった数日後。 図書館で、「ちゅっ!」という題名の絵本を見つける。 内容は、「キスの時間」とたいへんによく似ている。 けれども絵本だからこそなのだけれども、眺めた後の印象は、ずいぶんと違う。 こんなことも絵本の面白さの一つだと、あらためて感じる。 ぜひ眺め比べてみてください。 |
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題名:キスの時間 | |||||||||
□ 題名 | ちゅっ! | ||||||||
□ 作 | チョン ホソン | ||||||||
□ 発行 | 光村教育図書 / 2011年11月 | ||||||||
□ サイズ | 23 x 19cm・33ページ |
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