絵本 |
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□ 題名 | くもりときどきミートボール | ||||||||
□ 文 | ジュディ・バレット | ||||||||
□ 絵 | ロン・バレット | ||||||||
□ 訳 | 青山 南 | ||||||||
□ 発行 | ほるぷ出版 / 2004年6月 | ||||||||
□ サイズ | 22.1 x 25.7cm・32ページ | ||||||||
カミカミゴックンという町を知っていますか? 海や山や砂漠をいくつも越えた、遠い遠いとお〜い所にある小さな町です。 そんなに遠いところにある町ですから、そこに住む人々は、私たちとは違う服を着ていたり、違う家に住んでいたり、違うあいさつをしていたり、違う子育てをしていたり、違う学校に行っていたり、違うお金を使っていたり、違う遊びをしていたりしていても不思議ではありません。 でも、カミカミゴックンという町は、「みた目は、そこいらのちっちゃな町とかわりはなかった」と書かれています。 こんな遠いところまで連れてきておいて、それじゃ、なんにもおもしろくないじゃないかと思っていると、次のページには、「ただ、カミカミゴックンの町には(略)」と、書かれていました。 いいですね〜。思わず、「ただひとつ違っていたのは、奥様は魔女だったのです」というフレーズを思い出して、絵本を持つ手に力が入ってしまいました。 とにかく奇想天外で、おもしろいです。 この奇想天外さを楽しんでほしいので、何も書きません。 でも、ヒントはタイトルです。「くもりときどきミートボール」。なんてすてきな題名なんでしょう。 ひきつけられてしまいます。曇りとミートボールが、塩とこしょうや、鉛筆と消しゴムや、タンクトップと長袖シャツなどのように、なんで同じライン上に並んでいるのでしょうか? 興味をそそられますよね! |
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題名:くもりときどきミートボール |
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