絵本 |
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Amazon.co.jp | □ 題名 | マウイのつりばり | |||||||
□ 作 | スズキコージ | ||||||||
□ 発行 | 日本テレビ放送網 / 1993年7月 | ||||||||
□ サイズ | 26 x 21.5cm ・ 32ページ | ||||||||
マウイは、「きが、とおくなるくらい とおくの みなみのしまに」住んでいて、男だけの5人兄弟の末っ子なのでです。 大人は、世界なんていう言葉を聞くと、地球儀や世界地図を思い浮かべて、もう知らないところなんてないんだと思っている人が多いのではないでしょうか。 でも、思い浮かべた地球儀や世界地図は、現実の地球ではありません。知っている多くのことは、いっしょうけんめいに勉強をして覚えたことの一つです。 だから突然、「きが、とおくなるくらい とおく」なんてことを言われると、一瞬、あわててしまいます。あわててしまうことは、恥ずかしいことなので「やっぱり子どもの本は、こんな言い方をするんだ」なんてことを思って安心をするのです。 でも、「きが、とおくなるくらい とおく」は、絵本の世界、メルヘンの世界、おとぎの国の世界、伝説の世界へ飛び立つための入り口です。 ここを、すんなりと通り過ぎることのできた人は、子どもの心を持ち続けている人かもしれません。 通り過ぎたその先には、いろ〜んな、ワクワクドキドキが待ち受けています。 4人の兄は、背の高さが同じで、体格もよく立派な大人です。けれどもマウイは、一人だけ背が小さくて子どもの顔をしています。それどころか、漁をするために必要な「つりばり」を持っていないのです。そのためにマウイは、4人の兄たちにバカにされているのです。 これから先は、「きが、とおくなるくらい とおく」の世界に興味を持って、すんなりと入り口を通り抜けることのできた人が楽しんでくださいね。 戻れなくなっても、私は、責任を持てませんよー! |
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題名:マウイのつりばり |
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