絵本 |
|||||||||
□ 題名 | ペンギンさん | ||||||||
□ 作 | ポリー ダンバー | ||||||||
□ 訳 | もとした いづみ | ||||||||
□ 発行 | フレーベル館 / 2007年11月 | ||||||||
□ サイズ | 27 x 22cm・33ページ | ||||||||
男の子「ベン」くんのもとに届いたプレゼントは、「ペンギンさん」でした。 「ペンギンさん」はプレゼントですから、ちゃんと箱の中に入っていて、箱は赤い水玉模様の包装紙につつまれていて、赤いリボンで結ばれていたのです。 「ベン へ」なんて書かれたカードまでくっついて。 「ベン」くんは、「ペンギンさん」を……気に入ります! そして……「ペンギンさん」に話しかけます。 でも……「ペンギンさん」は……何も話してくれません。 くすぐったって、つっついたって、何の反応もしてくれません。 ……「ペンギンさんは だまったまま」…… そして、とうとう「ベン」くんは……とんでもないことに…… ……そしたら「ペンギンさん」は…… 「……」が多すぎるのは、しかたがないのです。 じっさいに絵本を見て…… 「!?!?!?」……この驚きを感じてほしいのです。 それから、それから、2〜3度絵本を眺めてみて気がついたのです。 「ベン」くんは、「ペンギンさん」に自分の感情をぶつけても、最後までけっして嫌いにならなかったってこと…… 好きになり続けること……できますか!? 「ベン」くんには……できたんです……だから…… 好きになるという一途な思いは、なんてすてきなんだろ! そんなこと……もう忘れてたな〜 大人ぶらないで、ときには、子どものように気持ちを吐き出すことも必要なんだろうな〜 ……いいな〜 ……なんてことを思っているヒマはありませんよ。 まだまだ、もっともっと、たくさんたくさん…… ……好きにならなくっちゃ! バレンタインデーとはは、まったく関係のない「ペンギンさん」なのに…… 男と女の物語のように読んでしまったのは…… なぜだろう……?
|
|||||||||
題名:ペンギンさん |
Copyright © 2009 [chaury] All rights reserved.