絵本 |
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□ 題 名 | ゆきおとこのバカンス | ||||||||
□ 作・絵 | 白鳥 洋一 | ||||||||
□ 発 行 | BL出版 / 2001年12月 | ||||||||
□ サイズ | 24 x 23cm ・ 32ページ | ||||||||
「バカンス」は、フランス語で「休暇」ということだから、 その 時間をどう使おうとバカンスに変わりはないけれど、 私の頭の中 には、なぜか、青い海と白い砂浜が思い浮かんで、 サングラスを かけて日光浴なんぞをしながら、 カクテルなんていうものを飲んでいる自分を思い浮かべてしまうのです。 「ゆきおとこ」は、そんな体験をしたことはないはずです。 だって、雪の男なのですから、溶けてしまうかもしれません。 「ゆきおとこ」が、そんなバカンスを体験するなんて冒険です。 もしかしたら、自殺行為かもしれません。 でも「ゆきおとこ」は、出かけてしまうのです。 そして、一瞬だけの楽しさを味わいます。 見開きに描かれた「ゆきおとこ」の姿は官能的で、何もかもを忘れて、楽しさに身をゆだねているようです。 けれども「ゆきおとこ」は、溶けだした体に気がついて、あわてて雪の降る山に戻って行きます。 |
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題名:ゆきおとこのバカンス |
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