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絵本

 題 名 あの日のことを かきました
  エクトル・シエラ
 構 成 太田 穣
 編 集 塩見 亮
 発 行 講談社 / 2002年9月
 サイズ 17.5 x 19.5cm・64ページ
 この本は、32枚の子どもたちの絵とコロンビア生まれの男の人の文章から成り立っています。

 絵を描いたのは、ニューヨークとアフガニスタンに住む子どもたちで、文章を書いたのは、NGO「国境なきアーティストたち」を設立した著者のエクトル・シエラさんです。
 そしてこの本には、「ニューヨークとアフガニスタン 絵でつたえる子どもたちの心」というサブタイトルが付いています。

 ほとんどの絵は、子どもたちの「わたしのまち」を描いたものです。
 ニューヨークの子どもたちの絵には、今は存在しない貿易センタービルが、いくつも描かれています。
 アフガニスタンに住む子どもたちの絵には、人が銃を手にして撃ち合う光景が、いくつも描かれています。
 そして、子どもたちの描いた絵の中には、赤や黄色いはずの太陽が「黒く」、白かったはずの貿易センタービルも「黒く」描かれていました。
 エクトル・シエラさんは、それを「悲しみの色」だと書いています。

 絵を見つめながら、岩崎ちひろさんが、いつの戦争でも犠牲になるのは子どもたちだ、という内容の文章を書いていたのを思い出しました。

  □国境なきアーティストたち

  □ちひろ美術館・平和のページ

* 「平和のページ」 Contents の中の 「3 ちひろ・平和への願い」 のページ中で、「戦火のなかの子どもたち」のWEB版を見ることができます。

題名:あの日のことを かきました

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