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   ■ どんな人が活動をしているの?

 日本において、ブックスタートの推進機関となるところが、「ブックスタート支援センター」です。

 ブックスタート支援センターは、心強い組織です。けれども、言葉の通りに「支援」をしてくれる組織であっても、地域のブックスタートを「運営」してくれるわけではありません。

 ブックスタートには、こうすればいいというようなモデルがあるわけではなく、地域の人たちが、自ら作り上げていく運動なのです。

 ブックスタートが、地方自治体の事業として導入されても、実際に活動をする人は、自治体で行政にたずさわる人たちだけではありません。
 地域の図書館員、保健婦、読み聞かせなどを行っているボランティア、子育てサークルやブックスタートの趣旨に賛同した一般の人たちの参加が必要です。
 そして、誰でもが参加することのできる運動なのです。
   ■ 個人の活動


 活動や運動などという言葉を使うと、堅苦しくなってよくないかも知れません。それに、活動や運動がなくても、日常的に赤ちゃんと一緒に絵本を楽しんでいるということが理想の形でしょう。

 それでも、あえて個人の活動と言うならば、「絵本を介した楽しいひと時」を持つことを自らが実践して、少しでも多くの知り合いの人に、その「絵本を介した楽しいひと時」のことを教えてあげることも運動に参加しているということになるでしょう。
 
ほんの少しだけ、伝えるという意識を持つだけです。世間話の合間に、子育て談義の合間に、「絵本を介した楽しいひと時」のことを話してみましょう。そんな何気ないことが、話を聞いた人にとっての「きっかけ」になるかもしれないのです。

   ■ 地域の活動

 個人の活動と同様に、ボランティアで行っている「読み聞かせ会」などを利用して、ブックスタートのメッセージを伝えていくといったことなども地域の活動のひとつです。

 そして、地域全体の活動ということでメインになるものが、0歳児健診でブックスタート・パックを手渡すことになります。
 ブックスタートの目的を達成するための、「きっかけ作り」ということで、最も効果的な方法として考えられたものです。

 「みんなが、赤ちゃんと、絵本を介した楽しいひと時を過ごしましょう」というメッセージを持ったブックスタートは、「地域コミュニティーの子育て支援運動」として展開していきます。

 「赤ちゃんが健やかに育って欲しい」ということは、全ての人の願いです。この願いと、ブックスタートのメッセージは、ピタリと重なり合うものなのです。
   ■ 確認事項


 個人の活動、地域の活動ということを説明しましたが、ここで改めて、「ブックスタートの活動」ということについて確認をしておきます。

 ブックスタートの活動は、あくまでも各地域で実施されている0歳児健診に参加した全ての赤ちゃんと保護者に本を手渡すことです。

 ですから、個人の活動、地域の活動の説明には、ブックスタート本来の活動以外のことも書かれています。
 けれどもこれは、ブックスタートの「赤ちゃんと、絵本を介した楽しいひと時を過ごしましょう」という目的を達成するための活動です。

 わざわざ「本来の活動」と「目的を達成するためのその他の活動」ということを確認したのには理由があります。
 ブックスタート支援センターの支援するブックスタート運動は、「本来の活動」になりますから、支援を受ける際には、この部分を踏まえておいた方がいいということです。
 ただしブックスタートは、地域の人たちが自ら作り上げていく運動です。
地域で実施していくブックスタートが、本を配っておしまいにならないためにも、「目的を達成するためのその他の活動」も意識しておいた方がいいということです。

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