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 読をしてみよう!
   気楽に朗読

 朗読は、誰でもがすんなりと入っていけるものです。
 語りやストーリーテリングと違って、内容を憶える必要はないという気楽さがあるからです。
 実際に朗読のよみっこをする時に、頭がまっ白になって話す内容を思い出せなくなってしまうといったこともありません。
 本を手に持って書かれている文章を読むのですから、その点は安心です。

 このようなことから、私は朗読が大好きです。
 これはただ単に私が、お話の内容を憶えることをしない、なまけ者だということかもしれません。
 でも、とにかく朗読は、誰でもがやることのできる「よみっこ」の一つだということは言えます。

*ここで書いたことは、ストーリーテリングと朗読とを比べてどちらがいいかということではありません。どちらも同じように、すばらしいものであるということを断っておきたいと思います。
   ●  「よみっこ扇子」をイメージする

 朗読は、絵本のよみっこと同じように「聞き手に寄り添い、本に対する感情を大切にする」ということが大切です。
 ただし、「幻のよみっこ三角形」のページで書いたように、よみっこの時にイメージする形は三角形ではなくなります。

 朗読の時にイメージするのは、開いた扇子です。
 「よみっこ扇子」と名付けてみました。
 扇子の要が本です。開いた扇の部分が聞き手です。そして、扇の反対側が読み手になります。
 要が本だということが、けっこう気に入っています。
   ●  胸から本を離す

 朗読に関しての情報は、絵本の読み聞かせよりも少ないようなので、技術的なことを一つだけ書いておきます。

 本を持つ位置の問題です。
 普通に読むならば、胸に本をつけるような形になると思うのですが、人の前で朗読のよみっこをする時は、胸から本を離した方がいいです。

 そうすることの理由の一つには、目の移動を少なくするということがあります。
 読み手は、朗読の最中に、時々聞き手の方に視線を送ったりするはずです。この時に、目の移動の距離が大きいと、文章から視線をはずして戻ってきた時に、どこを読んでいたのか見失う可能性が大きくなります。
 ですから、この目の動きを少なくするために、本の位置を上げてあげるのです。

 あまり上げすぎると、前の方に座っている聞き手に、読み手の顔が見えなくなってしまいますので、気を付けてください。
 読み手が本を持った状態で、一番前の聞き手の顔を見ることができれば問題はありません。

 極端な話になりますが、聞き手が1人だとして、自分の目と、本と、その聞き手が、直線で結ばれているような形になれば、相手の動きを見ながら、顔を動かすことなく本を読み続けることができます。
 余談になりますが、演技をしている役者にセリフを教える人のことをプロンプターというのですが、プロンプターは、このような形で台本を持ってセリフを役者に教えます。
   ●  のどを締め付けない

 胸から本を離すことには、もう一つの理由があります。
 胸に本をつけるような形ですと、顔が下を向いてしまうということです。

 これは、聞き手に顔が見えずらいということもありますが、それよりも、のどが締め付けられて、声が出にくくなるということが問題です。

 人の前に出て緊張している時に、のどを締め付けたら、よけいに声が出なくなりますので気をつけなければなりません。
   ●  緊張になれきらない

 ついでに付け足しますと、朗読は、絵本のよみっこと違って、聞き手の視線がすべて読み手に向かってきますから、人によっては緊張すると思います。
 いい感じの緊張で、集中できればいいですが、本からも聞き手からも気持ちがそれてしまいそうだといった場合は、少しだけ体重をつま先にかけるなどして、意識的に自分にとって無理な体勢をつくってあげると、いい感じの緊張状態が、気持ちと体に表れる場合があります。

 緊張に対しては、なれることが一番ですが、なれてしまうことによって、「聞き手に寄り添い、本に対する感情を大切にする」ことを忘れないようにしたいものです。

 朗読のよみっこで、きれいに扇子を開きましょう!
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